医療応用を目指した細胞工学
細胞に対する電気刺激用オペアンプ(左)と刺激後のMC3T3細胞の顕微鏡写真(右)
本研究室では再生医療や、細胞工学、分子生物学の技術を基本とし、電気生理学などとの組み合わせによる研究を行っており、それらの医療応用における細胞・生体に対しての影響を主に検討しています。具体的には、生体肝移植に用いることが可能な肝細胞の再生技術や、その組織構築に関する研究、また、鍼治療に関する研究などをテーマとし、医・理・工学を結ぶ、架け橋となるような研究を行っています。
細胞培養技術や生体を用いた実験・研究に興味のある人はぜひ当研究室へ。
主な研究テーマ
- 電気・薬剤共刺激を用いた移植用組織の構築に関する研究
- 生体外における細胞の3次元培養系の確立
- 鍼治療における生体メカニズムの解明に関する研究
研究を通して達成したい目標
自ら考え、自ら主体的に動く
異分野融合研究はアイディアと行動力の両輪が必要とされます。
つまり、自ら考え、その考えを積極的に実行してもらうことが必須となります。
非常にパワーのいる研究テーマが多く、直接的に将来役立つ可能性も決して高くはありませんが、研究を成し遂げることで得られるものは研究結果だけではありません。主体性や計画性、行動力、実行力、そして何より生きる力は今後社会に出てから必ず役に立ちます。
研究を通して皆さんにぜひこれらの力をつけてもらいたいと考え、日々研究指導を行っています。