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臨床器械工学研究室


臨床医療機器の開発

人工心臓用小型ポンプの開発

心臓などの臓器の機能が損なわれると種々の病気になり,重い場合は生命の危機にさらされます。人工心臓は,病んだ心臓のポンプ機能を機械的に代行することを目的として開発されたものです。生体の心機能を完全に代行し得る完全人工心臓,及び心機能の一部を補助,代行し得る補助人工心臓の開発・臨床応用を目指して研究しています。

経皮エネルギー伝送システムの開発

人工心臓移植が始まった当初,体内機器へのエネルギー供給には送電ケーブルを使用したものしか存在せず,QOLの低下は避けられない問題でした。患者の社会復帰及びQOLの維持・向上を考慮し,体外から非接触で体内機器への電力伝送が可能となる,経皮エネルギー伝送システムの開発・臨床応用を目指して研究しています。(東京医科歯科大学との共同研究)

生活支援・福祉機器の開発

片手こぎパワーアシスト車椅子の開発

肢体不自由者のうち,片麻痺の患者さんの生活を支援するために,片手でこげる車椅子を開発しています。パワーアシスト機能も搭載しています。

生活支援機器用パワーアシストシステムの開発

近年,我が国は少子化による高齢化が問題となっており,要介護高齢者の増加に伴い,介護者の負担も増加しています。また,介護保険法の導入に伴い,介護施設に限定されていた生活支援機器を家庭で使用する頻度が多くなり,誰でも簡単に使える機器の開発が望まれています。加齢に伴う筋力の低下を補うパワーアシストシステムの開発・臨床応用を目指して研究しています。

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