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受験生の方へ

受験生Q&A

Q:医用工学とは何ですか?

A:医学の知識と工学の技術をもちいて、ヒトのからだに関わる諸問題を解決する専門分野です。それは医療に直接関係するものだけではありません。生体認証やストレス解放装置など一般の健康な人々を対象とした問題にも挑戦する分野です。

Q:何を学びますか?

A:問題解決のために、外科学や生理学などの医学知識の基礎、それと電子回路や信号処理などの電子工学の基礎、さらに機械材料やロボット機構などの機械工学の基礎を学びます。

Q:医学や工学など多分野をわずか4年間で学べるのですか。

A:4年間の勉強量は確かに多くなります。低学年では各専門分野の基礎を重点的に学びます。高学年では電子工学または機械工学どちらかを選択して学びます。これにより医工学の専門性を高めます。さらに知識を深めるには引き続く大学院で学べます。

Q:高学年ではどんな研究をしますか?

A:(患者さん向け)

  • 小型人工心臓を開発しエネルギー効率よくポンプ駆動する。
  • 超小型手術ロボットを体内に送り込み短時間で腹腔内手術をする。
  • 脳波を利用して考えるだけでロボットハンドや車イスを操縦する。
  • 自宅で寝ている間にベッド内のマルチセンサが全自動で臨床検査する。
  • 微弱超音波を利用して無侵襲的に体内深部の機能的な異常を診断する。

A:(健常者向け)

  • 脳神経パルスを体内埋込マイクロ無線機で外部コンピュータに接続する。
  • 高感度の味やにおいセンサーでおいしい料理を自動クッキングする。
  • 写真を見て発生する脳波から、記憶にある現場風景を第三者が確認する。
  • 超3D音響を発生するスピーカーアレーで超仮想現実空間を構築する。
  • 亀やイルカに取りつけた超小型データ記録器で彼らの大海での行動を探る。

Q:研究内容をもっと知りたいのですが。

A:詳しく知りたい方は研究室紹介から各研究室の詳細ページに入って、表示されている緑色の単語をクリックして下さい。

Q:卒業後はどんな仕事が選択出来ますか?

A:卒業後の進路のページを参照して下さい。電気電子系の企業や精密機械系の企業の技術者などが有力候補です。

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